はじめまして-札幌市豊平区の歯科・歯医者|アイビー歯科クリニック|南平岸グラーノデンタル|

 

医療法人社団博愛会ドクターブログ

札幌市豊平区の歯医者、医療法人社団博愛会のドクターによるブログです

はじめまして

2024年4月より入職いたしました、歯科医師の山下と申します。

 私は、2023年3月に北海道大学歯学部を卒業し、同大学病院の義歯科(入れ歯や被せものを専門とする診療科)にて1年間の研修を修了、現在は同大学の大学院へ進学し、より専門的な知識・技術を深めるとともに、研究活動にも励んでおります。

 出身は釧路市で、大学進学を機に札幌へ移住してまいりました。将来的には実家の歯科医院を継ぐため、釧路へと戻る予定です。

 博愛会では、週に1度本院へ出勤するほか、訪問診療にも携わらせていただいています。訪問診療とは、ご自宅や施設に直接お伺いし、歯科治療や口腔ケアを行うものです。患者様一人ひとりとじっくり向き合い、その方らしい生活をサポートできることに、大きなやりがいを感じております。様々な症例に携わる中で、お口の中の健康が全身の健康に深く関わっていることを日々実感します。特に、高齢の方や持病をお持ちの方にとって、口腔ケアは生活の質を維持するために非常に重要です。訪問診療を通して、地域医療に貢献できればと考えています。

 最近車を購入し、運転の練習中です。雪が溶けたら色々なところへドライブに出かけたいと思っています。おすすめのドライブスポットがありましたら、ぜひ教えてください。

 まだまだ未熟者ではございますが、患者様との出会いを大切にし、一日も早く皆様のお役に立てるよう精進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

虫歯は治したらもう虫歯にならない?

こんにちは、南平岸グラーノデンタル院長の小池です。今シーズンは雪が少なくて過ごしやすい気がしますね。
さて、タイトルにありますように虫歯のお話ですが、患者さまの中には虫歯を治したらもうその歯は虫歯にならないと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から申しますとまた虫歯になる可能性はあります。むしろ場合にはよりますが、他の治療を受けたことのない歯より虫歯になるリスクが高いことがほとんどです。
虫歯の治療のだいたいは削って詰め物をするか、被せ物をするかですが、歯の部分と詰め物、被せ物の境目に汚れが溜まりやすいため、しっかり対策して磨かないと二次虫歯になるリスクがあります。特に歯の隣り合っている面が虫歯になって治療した方は要注意です。ハブラシのみの歯磨きではなく、デンタルフロスや歯間ブラシを併用しましょう。また虫歯治療をした後も歯科医院で定期検診を受けましょう。治したからもう大丈夫なんて油断しているとまた治療になってしまいますよ~。

 

自己紹介

はじめまして。2023年4月より入職しておりました、歯科医師の孝口里侑と申します。初めてドクターブログということで、簡単に自己紹介させて頂きます。

私は、2022年3月に北海道大学歯学部を卒業し、1年間の大学病院での研修期間を終え、2023年より博愛会で非常勤として週に1回勤務させていただいております。基本的には大学病院で口腔外科を専門に診療しつつ、細胞の培養や動物実験で骨の再生についての研究を行っています。そんな中で、大学病院の口腔外科だけではなく、いわゆる「かかりつけ歯科」での治療も身につけたいという思いから、博愛会に入職させていただきました。
出身は小児歯科の那須先生と同じで和歌山県です。幼い頃から北海道が好きで、大学から北海道に在住しております。
趣味とまでは言えるかわかりませんが、学生時代はスカッシュラケットに打ち込み、全国大会まで出場しました。スカッシュラケットは室内で行う壁打ちテニスのような競技で、1時間で700kcal消費できるスポーツです。引退後はほとんどできていませんが、平岸にあるスポーツクラブでもできるので、運動不足の方はぜひ体験してみてください。
一時期は家でパンを作っていました。ホームベーカリーは持っていないので、粉から自分でこねて発酵させて、好きな具材を入れて焼いて食べると言うのは、達成感もありますし、とても美味しくて幸せな休日のスタートにぴったりです。写真はあんぱんとフォカッチャです。
ほぼ趣味の話になってしまいましたが、博愛会では土曜のみ、本院・分院問わず出勤させていただいております。まだまだ1人前ではありませんが、「なんでも伝えやすい、相談しやすい」歯医者を目指して行きたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

新しく入職した岡村です。

初めまして。今年の10月1日に入職いたしました、歯科医師の岡村俊貴と申します。簡単ではありますが、自己紹介させていただきます。
2019年3月に北海道医療大学を卒業したため歯科医師歴は今年で5年目となりますが、一度他の大学を卒業しているため、今年36歳になりました。初年度は北海道大学病院歯科診療センターで研修を受け、研修を修了してから3年間は北大病院の高次口腔医療センターというところで顎関節症について学んできましたので、顎の痛みや口の開く大きさにお困りの方は是非ご相談ください!1年ほど訪問診療主体のクリニックに勤めていたこともあり、こちらでも訪問診療に行かせていただいております。外来でこんなに大勢の患者様が来院されるクリニックは初めてなので不慣れなところもございますが、日々勉強して患者様の健康のために尽力してまいりますのでよろしくお願いします。
趣味としては、子供の頃に放送していたテレビ番組『しあわせ家族計画』に衝撃を受けて始めたジャグリングがあります。皆様がイメージしやすいものでいえば、お手玉になるのでしょうか?他にもマイナーなものでいえばシガーボックスやデビルスティックというものも得意です。どんな道具か、写真を載せておきます。

最初は出来なかった技も、練習を積み重ねることで出来るようになるのは非常に楽しいです。これから忘年会シーズンにもなりますし、練習量を増やしておきましょうかね……
以上、私の自己紹介とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

歯科医院のレントゲンについて

こんにちは、アイビー歯科クリニック院長の船戸です。
歯科医院で使用するレントゲンは、診断や治療計画を立てるうえで重要な役割を果たします。歯の状態
や顎の骨の状態、虫歯の進行具合などを確認するために用いられますが、患者さんの中には「レントゲ
ンには放射線が含まれているため、健康に害があるのではないか」と不安に感じる方も少なくありませ
ん。確かに、レントゲンには放射線が使用されていますが、歯科のレントゲンで被曝する放射線量は非
常に少なく、安全性が高いとされています。ここでは、その理由について詳しく説明します。

まず、歯科のレントゲンで使用される放射線量についてです。一般的な歯科用のデンタルエックス線撮
影(口内法やパノラマ撮影)は、体全体に比べて非常に局所的な部位のみを対象に撮影するため、全身
が被曝するわけではありません。例えば、一般的なパノラマレントゲン撮影で被曝する放射線量は約
0.01~0.02ミリシーベルト(mSv)とされており、これは日常生活において自然に浴びる放射線量(1
年間で約2.4ミリシーベルト)のわずかな一部にすぎません。また、1回の飛行機旅行や自然環境から受
ける放射線量と比較しても、歯科のレントゲンで受ける量は非常に少ないと言えます。
次に、歯科用レントゲン装置の技術進歩により、放射線の安全性がますます向上していることが挙げら
れます。現在の歯科用レントゲン装置では、放射線量を最小限に抑えるための工夫がなされています。
例えば、デジタルレントゲンは従来のフィルムレントゲンに比べ、放射線量を約1/4~1/5程度まで削減
することが可能です。また、患者さんが装着する鉛エプロンなどの防護具も使用され、身体への影響を
最小限に抑える配慮がされています。これにより、必要最小限の放射線量で診断に十分な情報を得るこ
とができるようになっているのです。
さらに、歯科のレントゲン撮影は医師の指示のもと、必要なときにのみ行われます。むやみに撮影され
るわけではなく、患者さんの状態に応じてリスクとベネフィットを考慮した上で撮影が判断されます。
例えば、虫歯が疑われる場合や親知らずの位置確認、歯周病の進行具合など、視診や触診では確認が難
しい部分について正確な情報を得るために、レントゲンは欠かせない手段です。歯科医師は、レントゲ
ンによって得られる情報が患者さんの治療に大きく役立つと判断した場合にのみ使用を勧めており、不
必要な放射線被曝を避けるための配慮がなされています。
また、歯科レントゲンによる被曝のリスクは、非常に低いとされています。国際的な放射線防護の基準に基づき、歯科用レントゲンの放射線量は健康リスクがない範囲に設定されています。放射線は非常に
微量であり、その影響は細胞の自然な修復機能で十分にカバーできる程度とされています。したがって
、歯科のレントゲンで受ける放射線が健康に悪影響を及ぼす可能性は、極めて低いと言えるでしょう。
以上のように、歯科のレントゲンは被曝量が非常に少なく、安全性が高いことがわかります。放射線に
対する不安は理解できますが、歯科医師は患者さんの健康を第一に考え、必要な場合にのみレントゲン
撮影を行っています。歯の健康を守るためには、早期発見・早期治療が重要です。歯科レントゲンはそ
のための大切な手段であり、患者さんが安心して利用できるものですので、今後も安心して歯科治療を
受けてもらえればと思います。