2024/07/01
口腔外科指導医について
博愛会理事長の今井崇博です!!
当博愛会グループでは、私と北海道大学歯学部29期で同期であり、学生時代に苦楽(笑)をともにしたO先生が北海道大学病院から口腔外科・口腔内科診療できてくれております。
O先生は、北海道大学病院では顎変型症の診断・手術や口腔内科がご専門で、さらには日本口腔外科学会認定の口腔外科指導医でもあります。
当博愛会グループで口腔外科疾患の診断、手術を担当していただいております。特にO先生のおやしらず(埋伏智歯)の抜歯や口腔外科手術は安全、かつ早く、痛くない!!と患者様にとても好評を得ており、我々常勤ドクターやスタッフにとりましてもとても頼りになる存在です!!
そこで今回は日本口腔外科学会認定の口腔外科指導医の要件についてお話したいと思います。日本口腔外科学会では口腔外科認定医(3年以上継続在籍)⇒口腔外科専門医(6年以上継続在籍)⇒口腔外科指導医(12年以上継続在籍)険しい精進の道があるようです。
とても大変そうですね!!
また口腔外科指導医は、若手口腔外科医の診療・研究活動を指導するに相応しいと認定された者に対し付与される資格です。その申請資格としては、初期臨床研修を修了後12年以上、口腔外科専門医取得後3年以上の研修期間を経て、口腔外科に係わる豊富な診療経験と学術的活動の実績が要求されます。
口腔外科指導医の資格は、申請書類審査と手術実地審査・面接の2段階を経て認定されますが、指導者としての良識ある人格を兼ね備えていることも審査されます。また、指導医の資格も、一定の指導実績を前提として5年ごとに更新する義務があります。
口腔外科専門医取得した後に、さらに全身麻酔下での難しい手術を最低60例以上執刀したり、たくさんの論文を書いたりする必要があるようです。
さらに審査員の偉い口腔外科の先生が2人きて、全身麻酔下での難しい手術の実地試験もあります。とても大変そうですね(T-T)。
今後も、博愛会グループドクター一同、北海道大学病院の口腔外科指導医の先生と連携して、安全で安心な歯科治療を提供していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。