アイビー歯科クリニック

 

医療法人社団博愛会ドクターブログ

札幌市豊平区の歯医者、医療法人社団博愛会のドクターによるブログです

訪問歯科診療について

こんにちは。今年の10月11日付で博愛会の訪問歯科診療部の責任者に任命されました、歯
科医師の岡村です。
訪問歯科診療は、病気や怪我によってご自身の力で通院することが困難である患者様を対
象に行っています。「通院することが困難」という表現がやや難しいかもしれませんが、
具体的な例を挙げると「背骨の圧迫骨折や脚の骨折により車いすを利用している」「認知
症や精神疾患により1人での外出が難しい」などがあります。ここで注意してほしいのです
が、全治1ヶ月の怪我や安静が必要な病気など、一時的に通えないという場合は訪問診療
の対象とはなりません。あくまで「今後通うことが難しい」という方が対象となります。
訪問診療は一般歯科と比較すると設備や機材も限られた環境になってしまいますが、その
ような中でも最善を尽くしております。前職から訪問診療を続けておりますが、「歯が折
れてしまった」「今まで使っていた入れ歯が合わなくなってしまった」などの悩みがある
ものの通院できない

、という方々のところに訪問させていただきうまく噛めるようになっ
て感謝された時の笑顔は忘れられません。もちろん治療だけではなく、現在の口の中の状
態を維持させるための口腔ケアを行っている方々も大勢います。健康な口の環境を維持す
ることは、食事をおいしく食べることにつながります。食事をしっかり摂ることは体力や
免疫力を維持・向上させることに貢献します。体力や免疫力を維持できれば怪我や病気を
予防でき、健康な状態で過ごせるようになってQOLが維持できます。つまり、口腔ケアは
口の中の問題だけではなく全身の健康にも大きな影響を与える役割を担っています。
今月のこの記事をご覧になった皆様の中に「町の歯医者さんに通うことが難しくなってき
た」「親を歯医者さんに連れて行ってあげたいけれども、なかなか時間を作ってあげられ
ない」という方はいらっしゃいませんか?心当たりのある方は「身体的にもう通えないか
ら……」と諦める前に是非一度、気軽にご相談ください。今現在口の中で困っていること
がなくても、口腔ケアによって健康寿命の延伸やQOLの維持に協力いたします。よろしく
お願いします。

はじめまして、井原朝子と申します。

8月からアイビー歯科クリニックで勤務しております、井原朝子と申します。

2008年に北海道大学歯学部を卒業し歯科医師として診療を始め、北海道大学大学院歯学研究科で歯周炎・歯内療法(根管治療)について研鑽を積みました。

その後市内歯科医院での勤務を経て今に至ります。

専門分野である歯周炎、歯内療法は「保存科」に分類され、「1本1本の歯をどうすれば抜かずに保存できるか」を追求する分野です。

1本1本の歯を大事に治療、メンテナンスして、患者さんが一生自分の口で食べることを楽しめるようにという思いで診療しています。

私自身食べることが大好きで、料理も外食も好きです。最近はパフェの食べ歩きをしています。

趣味はカラオケと登山で、良い気分転換になっています。

歌うことは加齢による口腔機能低下(むせやすくなったり、話しづらくなったり)の予防やリハビリとなり、おすすめです。

登山は体力づくりにも良かったのですが、先日定山渓天狗岳を登った時にブヨに刺されて顔が腫れあがったり

マダニに咬まれて病院で取ってもらったりと散々な目にあって少し懲りたので、今後はキレイに整備された低山のハイキングを楽しむようにしようと思っています…

どうぞよろしくお願いします。

はじめまして、小西と申します。

初めまして、2025年4月に入職致しました小西と申します。3月に北大の大学院を卒業しました。北大の学部時代は卓球部に所属しており、栄町駅前こゆき歯科院長の西潟先生には大変お世話になりましたため、ご紹介いただいた次第です。現在は訪問診療を中心にさせていただいています。大学院では義歯科に所属して診療の傍らインプラント周囲炎の研究を行っていました。

歯科治療にも種類があり充填、根管治療、ブリッジやインプラントなど多くありますが、義歯は患者さんの使用感を直接お聞きすることができるため非常にやりがいのある治療と考えています。選択肢として義歯も悪くないと思っていただけるよう日々診療しております。

趣味と言えるほどではありませんが週末は吹奏楽サークルに参加しコントラバスを担当しています。練習時間を取ることは難しいですが気分転換になり参加させていただけるのはありがたいと感じています。今後ともよろしくお願いいたします。

 

歯科医療のデジタル化

皆様こんにちは、医療法人社団博愛会、理事長の今井崇博です。最近はコロナウイルスの対応に日本全体が慣れてきたのか、感染対策に気を付けて外食や旅行も少しずつできるようになってきました。当院の来院患者数も今は通常通りに回復致しております。定期検診で口腔内を健全に保つ事はコロナウィルスの感染予防対策にもなりますので、お時間がありましたら是非お越しください。感染対策をできるだけ万全にしてお待ちしております。

 

 

最初はデジタルレントゲンに驚いた

今回は歯科医療のデジタル化のお話をしていきます。私が歯科医師になった20年前はレントゲンを撮ったらフイルムに現像液を浸して写真が見れるまで1〜2分くらい時間がかかりました。それがある日、写真を撮ったら1秒で画像がみられるデジタル式のレントゲンの機械をみて、なんてすごいんだ!と衝撃をうけました。当時高額だった歯科用CTも価格が下がり大分普及してきました。当院でもCTを活用して難抜歯などの外科手術やインプラント治療もより安全に行えるようになりました。

  

 

 

技工士さんがいなくても機械で歯の被せ物ができる
CAD /CAMシステム(コンピューターで歯を設計し専用の
機械がセラミックなどの歯を作ってくれるシステム)

そして歯科用の口腔内を写すカメラと3Dプリンターが進化して、技工士さんがいなくても歯の被せ物が作れてしまう時代がやってきました。今まで型をとって石膏模型を作って金属を溶かして歯を作っていたのですが、それが全部コンピューター上でできるようになりました。ですから材料やゴミも減り、時間も短縮されたので、1日で歯の治療が完了できるようになったのです。

  

 

 

まだまだ歯科のデジタル化は進んでいく、矯正もマウスピースの時代、働き方も変わっていく

他にもインプラント治療をより安全にすることができるシュミレーションガイドシステムなどもあります。また、症例によりますが矯正治療もワイヤーを使わずマウスピースで行えるようになってきました。そして、患者様の予約管理システムの向上や、我々医療従事者の事務作業の効率化などにもデジタル化の恩恵が見られます。

  

 

私が歯科医師になった20年前と違って、今はデジタルのおかげで歯科の技術の習得や労働環境が格段に良くなりました。ですから今の若い世代の人はチョット羨ましく思います。こういった機器やシステムは決して安い投資ではありませんが、患者さんにより良い医療を提供することや、スタッフが働きやすくなるのに必要な物であれば、今後も積極的に取り入れていきたいと思います。それより、治療や機械がどんどん進化していき、私の頭がついて行かないのが悩みです笑笑、でも若い先生の力をかりてなんとか頑張っていきます!!

医療法人社団博愛会 理事長 今井崇博

滅菌器について

こんにちは。
歯科医師の西尾です。
新型コロナウイルスの影響で落ち着かない日々が続いています。
当院では、日々変化する状況にフレキシブルに対応し、安心して来院していただけるように努めております。最新の情報については、当院HPをご確認下さい。

 

〜今回のテーマ〜 滅菌器について
歯科診療を行う上で絶対に必要な機器の一つが滅菌器です。
この記事を読んでいただいて、少しでも安心して歯科診療を受けていただけれればと思っています。

 

①「滅菌」とは?
②滅菌器のランク分け
③クラスB滅菌器の普及率
④当院での滅菌器の使い分け

 

①「滅菌」とは?
昨今、「滅菌」「殺菌」「消毒」「除菌」などの単語を目にすることが多いと思います。簡単にそれぞれの単語の意味について説明します。
・滅菌:すべての細菌を死滅させること
・殺菌:特定の細菌を殺すこと
・消毒:病原性のある微生物を害のない程度にすること
・除菌:微生物を減らすこと
※「消毒」と「除菌」は同じような意味合いを持っていますが、薬事法の兼ね合いで表記が分かれています
☆まとめ☆
「滅菌」が最強の方法!!

 

②滅菌器のランク分け
一言に「滅菌器」と言っても数種類あり、クラス分けがされています。
レベルの高い順に、
「クラスB>クラスS>クラスN」
となっています。
最高クラスに位置する、クラスBについて簡単に説明致します。
クラスB滅菌器とは、世界で最も厳しいとされるヨーロッパ基準EN13060に準じた滅菌器のことを表します。

 

 

「クラスB」と「クラスN」を簡単に説明します。
・クラスB:機器内部を真空状態に出来る装置が備わっており、それを利用して様々な道具の内部まで高温蒸気を送り込むことができる
・クラスN:高温蒸気を発生させ、庫内に充満させる。真空状態に出来ないので、道具の内部まで高温蒸気を送り込むことができない。
☆まとめ☆
滅菌する道具によって正しく使い分けることが重要!

 

③クラスB滅菌器の普及率

 

上記グラフを見て分かるように、日本での普及率はなんと2~4%と言われています。クラスB滅菌器を義務付けている国がある中で、日本ではまだまだ普及していないのが現実です。機器自体が高額、ランニングコストが高い、メンテナンス費用が高いなどが普及しない理由となっています。
当院では開業時から「クラスB」を導入しており、安心を担保するための必要なコストと考え、日々使用しております。
☆まとめ☆
日本ではクラスBがまだまだ普及していない!

 

④当院での滅菌器の使い分け
当院では「クラスB」と「クラスN」の2台体制で滅菌を行っています。
滅菌パック(診療台の横でいつも破いているもの)に入れているもの、歯を削る道具などは、もちろん「クラスB」で滅菌を行っています。
滅菌パックではなく、金属製の専用ケースに入れるガーゼや綿などは「クラスN」で滅菌を行っています。
☆まとめ☆
2台の滅菌器をフル活用!

 

以上、簡単ではありますが滅菌器について紹介しました。
「滅菌」は歯科診療においては裏方的な存在かもしれませんが、この記事を通じて少しでも興味を持っていただき、そして、安心して歯科診療を受けていただきたいと思っています。